中学1年のとき、うちはまだ再婚してなかった。
お弁当はなかった。
毎日パンやった。
ほんまに、毎日。
最初は何も思ってなかった。
でも、ある日からそれは“ネタ”になった。
「お前の家、貧乏やから毎日パンなんやろー。」
同じクラスの男の子に、笑いながら言われた。
胸がギュッてなった。
言い返せへんかった。
ある日、トイレに呼び出された。
同級生の、ちょっと意地悪な女の子たちに。
「なんで毎日パンなん?」
「お母さんおらんのやろ?」
当時は、片親って言うのが恥ずかしくて。
「お母さん、入院してるねん。」
そう答えた。
本当のことは、言われへんかった。
ほんまは、入院なんかしてへん。
出ていっただけや。
でも、それを言う勇気がなかった。
そしたら今度は、
「入院してるんやったら、面会行かせてや。」
そう言われた。
何が正解なんか分からんかった。
でもな、
毎日パンやったからこそ、
人のお弁当がめちゃくちゃ羨ましかった。
卵焼きとか、唐揚げとか、
お母さんが作ったお弁当。
ほんまに、いいなって思ってた。
でも不思議なことに、
周りの友達は逆にパンを羨ましがってた。
「それちょうだいー!」
って。
友達のお弁当と、
私が買っていく菓子パンを丸ごと交換したりしてた。
今思えば、
あれはあれで楽しかった(^ ^)
お弁当がなくて恥ずかしかったけど、
ちゃんと笑ってた時間もあった。(^^)
それでも、心のどこかでずっと、
“普通”になりたかった。

読んでくださってありがとうございます。
続きも書いていきます☺️
よかったらフォローお願いします。

コメント